
「今の職場でこのままずっと働くのかな」
「恋愛を考える余裕もなくなってきた気がする」
そんな気持ちを、私の大切な友達が何度も口にしていました。
私のプロフィールにも登場した「私に変化のきっかけ」をくれた数十年来の友達です。
仕事も恋愛も、どちらも大切に考えていきたい。
そう思っているのに、なぜか両立が難しいように感じてしまうこと、ありませんか。
私の周りにも、仕事を一生懸命続けてきたシングルの友達が何人もいます。
私の目には、オンオフを切り替え、自由に生きている彼女たちが輝かしく見えている一方で、
彼女たち自身は、キャリアは積み上がっているのに、ふとした瞬間に「この先の人生、これでいいのかな」と立ち止まってしまう時が、無いわけじゃないのよねと口々にそう言います。
「仕事と恋愛どちらかを選ぶ」のではなく、「自分のバランスを探していく」
今回はそのプロセスを、大切な友達として、彼女に寄り添う気持ちで書いています。
この記事を読み終える頃、少しだけ肩の力が抜けて、「今の私でもいいよね」と、少しでも呼吸が楽になっていたら良いなと思います。
- 仕事には誇りがあるけれど、将来に少し不安がある
- 恋愛やパートナーシップを考えると、気持ちが揺れる
- 「このままでいいの?」と自分に問いかけることが増えた
- 正解ではなく、納得できる生き方を探したい
- 同じ目線の話を、そっと聞いてみたい
ちゃんと頑張ってきた人ほど、迷いが深くなる理由
シングルでキャリアを積んできた女性ほど、「ちゃんとしてきたからこそ」感じる迷いがあるように思います。
仕事では、成果を出すこと、責任を引き受けること、期待に応えること。
そうした場面を何度も乗り越えてきた。
その一方で、恋愛や人生のことになると、「正解が見えない」「周りと比べてしまう」
そんな不安が、ふと顔を出すことがあるのだと思います。
彼女が、こんなふうに話していました。
「私、何か間違った選択してきちゃったのかなって思う時がある」と。
もちろんそれは、能力や魅力の問題ではなく、もしかしたら役割や価値観が変わり始める時期特有の揺れなのかもしれないと思いました。立場は違うけれど、子育ての終わりを迎えようとしている私も、そう感じているからです。
年齢への意識、周囲のライフステージ、社会の空気、それらが重なって、心が少し疲れてしまう。
そう考えると、この迷いはとても自然なものに見えて来る気がするのです。
答えを出そうとしなくていい時間が、心をほどいてくれた
彼女も私と同時期から心の内側に目を向け、生活の中にセルフコーチングを取り入れています。
そして、彼女の中で大切にしているのは、「正解を見つけること」ではなく、今の気持ちを、そのまま言葉にすることでした。
〇 本当は、何が怖いのか
〇 他人と比べてしまうのは感じるのは、どんな時か
〇 どんな時間に、一番自分は安心しているのか
書き出していくうちに、結婚したいとか、したくないよりも前に、「私はどう生きていきたいんだろう」という問いが浮かび上がってきたと話してくれました。
私たちは、悩んでいる時間そのものが、もうすでに前に進いているということなのだと、彼女の自分から逃げない芯の強さ目の当たりにして感じました。
迷いがある=止まっている、ではなく、
迷いがある=丁寧に生きようとしている。
そう思うと、迷うこと自体が私たちには必要でとても大切なことだと、改めて、彼女に教えてもらった気がするのです。
大きく変えなくても、少し整えるだけでいい
彼女が少しずつ楽になっていった過程を振り返ると、印象に残っている小さな工夫がありました。
印象に残っているのは、とても小さな工夫ばかりです。
① 気持ちに名前をつけること
「不安」「焦り」「寂しさ」と気持ちに名前をつけることは、心理学では 感情ラベリング(Emotional Labeling) と呼ばれています。
これは、 感情を「対象化」することで、感情に飲み込まれにくくする方法です。
気持ちを曖昧なまま抱えず、言葉にすることで、心の落ち着きを取り戻していく方法です。

脳科学的にも、感情に言葉を与えると、扁桃体(不安や恐怖を司る部位)の過活動が落ち着いて、前頭前野(考える・整理する力)が働きやすくなると言われているんですって。
② 「今はどちら寄り?」と自分に聞くこと
「仕事か恋愛か」という二択思考から、「今の私はどのフェーズにいる?」という時間軸の思考に切り替えることで、物事をどちらか一方で判断してしまう心の癖(白黒思考(All-or-Nothing Thinking))を緩める 働きがあります。
どちらも大事、でも同時に100%は難しい。人生には波がある・・・
そう認められると、「出来ていない自分」を責める必要が無くなります。
彼女がやっていたのは、優先順位を決めること、それから、「今はこれでいい」と許可を出すこと、こういった、セルフ・コンパッション(自己への思いやり)を育てる行為だったんです。
③ 比べそうになったら、視点を自分に戻すこと
人と比べて苦しくなるのは、心理学でいう 社会的比較(Social Comparison) が強く働いている状態です。
SNSや周囲の結婚・出産・昇進などを見ていると、どうしても「他人の人生」を基準に自分を測ってしまいがちですが、彼女がノートに書いていた
「私は、私のペースでいい」という言葉は、
比較の軸を、他人から 自分の価値観にに戻すための心の戻り場所でした。
これを繰り返すことで、外側の評価に振り回されにくくなったり、自分の人生に主体感が戻ったり。つまり、自己効力感(Self-efficacy)を回復させる働きがあったんです。
無理に変わらなくても、整え直すだけで、見える景色は少し変わっていきます。
「頑張る」よりも「整える」を選んだとき
仕事も恋愛も、どちらも大切にしたい人ほど、知らず知らずのうちに、頑張りすぎてしまうことがあると思うんです。彼女が意識するようになったのは、「ちゃんと頼ること」「弱さを見せること」。
誰かにすべてを委ねるのではなく、ほんの少し心を開く。
それだけで、人との関係はやわらかくなっていくのだと思います。
そして何より、「今の自分を整えること」を優先するようになった姿が印象的でした。
心が整うと、不思議と、仕事にも恋愛にも、静かな変化が広がっていく。
私はそれを、彼女のそばでずっと見ていて感じていました(*^-^*)
どちらかを選ばなくていい人生を、今日から
仕事か恋愛か。
そんなふうに、自分の想いをどこかで切り分けなければならないと感じてきた人もいるかもしれません。
でも、どちらもあきらめなくていいし、どちらも大切にしていいと思うのです。
誰かと比べて焦ったり、自分を責めたりする日があったとしても、
あなたは、あなたのペースで生きていいんです。
今の自分は、何を大切にしたいのか。
どんな毎日なら、少し安心できるのか。
その問いに向き合えたら、もう十分、前に進んでいることなんだと思います。

もしよかったら今日は、「私は今、どんな気持ち?」その一言を、自分に向けてみてくださいね。
この記事を読んで、ふと心に浮かんだ気持ちがあったら、ぜひ言葉にしてみてください。
誰かに話すこと、書き出すこと、その小さな行為が、同じように揺れ動いている誰かの支えになることもあると思います🌿






