はじめまして、Mizukiです。
わたし自身、2人の子どもを育てながらセルフコーチングを学び実践しています。
このブログ「女性のためのセルフコーチング」を立ち上げたきっかけは、
私自身の「心の整理」と「記録」のためでした。
ただ、同時に、
当時の私のように、
心の穴が埋められず、
人の中にいても孤独で、
この世界で自分だけが「別の種類の人間」のように感じていた、
そんな10代・20代の女性たちへ、
まわりが次々と結婚していくなか、
「この人」と思える相手に出会えず焦っていた20代後半~30代前半。
ようやく結婚して子どもを授かったあと、
人生でいちばん深い孤独を味わった30代。
そんな私自身の歩みを振り返りながら、
セルフコーチングがどのように私の支えとなったのか、
それらの経験やプロセスを書き残すことで、
同じような心の「空白」を感じている誰かの、
小さな助けになれたら・・・
それが、このブログを始めた大きな理由です。
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このプロフィールページでは、
私の育った環境やこれまでの道のりを、少しだけお話ししようと思います。
孤独を抱えていた10代・20代
10代、20代の頃の私を今思い返してみると、
「自分は誰にも必要とされていないんじゃないか」
「誰か私のことを分かってくれる人はいるのだろうか」
そんな孤独を、心のどこかでずっと抱えて生きていたように思います。
私の父は、私が幼いころからずっと単身赴任で家にはほとんどいなくて、
母も、弟の世話で手いっぱいで、
干渉をされなかった「自由」はありましたが、
「愛されている」実感がないまま育ったのも、正直なところです。
家庭の中に居場所を見つけられず、
親との距離、兄弟との関係にも悩み、
私はずっと、どこかで誰かに「愛されたい」「認められたい」と求めていました。
3人きょうだいの真ん中という、注目されにくい立場だったことも
関係していたのかもしれません。
大人になってからも、人との距離感をうまくつかめず、
恋愛も人間関係も、どこか臆病。
「本当の自分」を見せるのが怖くて、
笑ってやりすごす毎日でした。
変化のきっかけ
転機が訪れたのは、10代の終わり。
アルバイト先で出会ったひとりの友人との出会いでした。
彼女もまた、私と同じように「自信のなさ」や「心の空白」を抱えていたことを知りました。
そんな彼女と心を通わせていくうちに、
私も少しずつ、自分自身を解放していけるようになったのです。
彼女の影響で出会った、当時はまだ一般的ではなかった「セルフコーチング」。
それは、私が自分の内面と向き合うきっかけをくれました。
そうして少しずつ、私は「自分の輪郭」を取り戻していきました。
それが20代の私です。
人生で最も深い傷を受けた30代
30代で、周囲より少し遅めに結婚。
子どもを授かり、母になったとき、
私は人生でいちばん大きな心の傷を抱えることになります。
そして、
「一番大切だと思っていた人」の裏切りと、それに対する深い不信感。
周りに心配をかけたくないという思いも強く、誰にも話せず、
その気持ちを抱えながら子育てをしていたころが
人生で一番「孤独」を感じていた時だったように思います。
子どもからもらった「愛される」という実感
けれどもいざ子育てが始まると、
子どもは毎日100%の感情で私にぶつかってきました。
100%の感情で人にぶつかることを知らない私は、最初はとまどいながらも、
その真っ直ぐな眼差しに応えようとしていました。
そんな日々の中で、私の中にも、少しずつ「素の感情」がこぼれ始めたのです。
愛されている実感が持てなかった私にとって、
子どもは初めて「ありのままの私を求めてくれる存在」でした。
その存在に触れながら、
「愛されない私」という思い込みは、少しずつ、色あせていったように思います。
親を理解し、自分を許すということ
母になって初めて、親であることの大変さと、深い葛藤を知りました。
子育てを通して、私はようやく
私は「愛されていなかった」のではなく、
私の両親は「愛し方を知らなかっただけ」だったのかもしれない——と。
自分の親の不器用な愛し方に、少しずつ理解が持てるようになりました。
そして、私も、当時の私の想いを母に伝えることが出来ました。
「ごめんね」
という思いもよらない言葉が母の口から出はじめ、
私は初めて親と、そして自分自身と和解できたように思います。
40代の今、過去の私と、あなたへの手紙を書いています
「女性のためのセルフコーチング」は、
私が心の旅を通して出会ってきた気づきや実践の記録です。
過去の私と同じように、
親子関係、人間関係に悩み、
母として、妻として、女性として、
「私って何だろう」と問いかけながら頑張っている、すべての女性へ。
この場所が、
出口の見えない毎日のなかで、
ふと立ち止まりたくなったときに開きたくなる、
そんな場所であれたら、と願っています。
最後に
どんな過去があっても、
これからの人生は、自分の手で育てていけます。
「自分を大切にすること」をあきらめないで。
あなたにもきっと、あなたらしい幸せの形が見つかるはずです。
そんな小さな一歩を、
この場所でいっしょに探していくことができたら、
同じ「女性」として、
本当にうれしいです。