物価の上昇、円安の影響、そして不安定な社会情勢。
ニュースを見るたびに、先の見えない不安に心がざわつく日々。
教育費や老後の資金、自分や家族の将来を思うと、「このままで本当に大丈夫?」と不安が押し寄せてきますよね。

「何がこんなに不安なんだろう…」って、ふと立ち止まってしまうときはありませんか?
何か自分で備えておけることはないかな?と思っても、情報ばかりが積み重なって、心はがそこについていけず、どこか取り残されたような感覚になってしまったり…
この記事では、そんな将来への不安と向き合うときに、「心の整理」としてできることをシェアできたらいいなと思います。読み終えたとき、ほんの少しだけでも、心が穏やかになる感覚を持っていただけたら嬉しいです。
- 社会の変化についていけていない気がして焦る
- 将来のことを考えると落ち着かなくなる
- 不安な気持ちを整理したいと思っている
- 教育費や老後のお金に不安を感じている
不安が大きくなる背景には何があるのか
将来への不安は、何かが実際に「起こったこと」ではなく、「まだ起きていないこと」が相手だからこそ、どうしようもない気持ちになりますよね。
最近は社会全体が不安定さを帯びていますし、特に私たち40代の女性にとっては、子どもの教育や住宅ローン、親の介護、自分の働き方や老後資金など、「人生のあちこちで変化や責任が重なる時期」です。
情報を集めれば集めるほど、「この先、どうしたらいいのかわからない」と、心が追いつかなくなる瞬間が増えているのは、私も同じです。
不安が大きくなってしまう背景には
・社会の変化スピードと、自分の感覚とのギャップ
・ひとつの不安が、他の悩みと結びついていく連鎖
・「母として」「妻として」「娘として」など、複数の役割の重なり
こうしたいくつもの要素が、見えない将来への不安を、より大きく、重たく感じさせているのかもしれません。
「不安」の奥にある、自分自身の声に気づく
私自身が、将来のことを考えてモヤモヤが止まらなくなったときに、
「何がそんなに不安なんだろう?」
と、自分に問いかけてみたことがあります。
すると、浮かんできたのは
「子どもに迷惑をかけたくない」
「万が一のときに、家族を守れる自信がない」
「ひとりになったらどうすればいいのか分からない」
そんな、本音でした。
不安の奥には、守りたい思い、ちゃんと生きたい気持ちが隠れていることがあります。
「弱いから不安になる」わけではなく、
「大切にしたい何かがあるからこそ、不安になる」んですよね。
感情に名前をつけてあげると、心の輪郭が少しずつ見えてきます。
心理学では、こうして感情に名前をつけることを「ラベリング」と呼び、感情の波に巻き込まれにくくなったり、自分を落ち着ける効果があるとされています。
難しいことをする必要はなくて、「これは焦りかも」「なんだか孤独な気がする」と、
心に浮かんだ言葉をそっと置いてみるだけでいいんです。
すると、「私はどうしたいのか」「何が必要なのか」に、自然と目が向くようになってくるのです。
不安なときに試したい、3つの心の整え方
将来の不安に対処しようとすると、「今すぐに何かしなきゃ」と焦ってしまうことがありますが、不安が強いときに、未来に向けた行動ばかりを考えるのは、かえって負担になることもありますよね。
だからこそ、今の自分をまず整えてみることは、実はとても大事です。
ここでは、「自分を知る」「安心を育てる」ための、小さな心の整え方を3つご紹介します。
◆「今日もなんとか過ごせた」を記録する
どんなに先が見えなくても、「今日という1日を過ごせた」ことには、ちゃんと意味があります。
たとえ笑顔でいられなくても、余裕が持てなくても、それでも1日を乗り越えたことは、あなたの「実績」なんです。
その記録は、後から見返したときに「私、大丈夫だった日がこんなにある」と感じる根拠のある安心につながります。
ぜひお勧めしたいのは、1日1行でいいので書き留めておくこと。
「今日は何もできなかった」ではなく、
「今日は〇〇をした」
「なんとか仕事を終えた」
「子どもの笑顔を見られた」
など、小さくても「あったこと」や「できたこと」に目を向けてみてください。
それが、不安に押されそうになったときの支えになってくれるのです。
◆情報の摂り方に「境界線」を引く
将来が不安になるとき、つい情報を集めたくなりますよね。
でも、スマホやテレビから流れてくるニュースは、私たちの心にとって刺激が強すぎることも多いのが現実です。
特に夜や疲れているときに見てしまうと、不安が増幅しやすく、眠れなくなったり、漠然とした焦りを感じる原因にもなります。
だからこそ、自分で「今は見ない」「この時間以降は触れない」と決める情報の境界線を持つことが大切です。
たとえば、
・朝の30分だけニュースを見る
・SNSは寝る1時間前にはオフにする
・休日はネットニュースをシャットアウトする
こうしたメディアやSNS、携帯使用に関するルールづくりは自分を追い込まない為の選択肢です。
情報に振り回されない時間があるだけで、心と気持ちにゆとりが生まれてきます。

私はこの半年間、このブログを含めてメディアから離れていました。目の前にいる「人」と、自分の内側と、身近な自然に目を向けて、これまでの人生をデトックスしたような気がします。
◆誰かに話すことで、不安を「声」にしてみる
頭の中でぐるぐるしている不安は、言葉にしてみることで初めて、「自分は何に怯えていたのか」が少し見えてきます。
声に出すことで、心の中の圧がほんの少し和らぎ、そして、信頼できる相手に聞いてもらえると、「ひとりで抱えなくていいんだ」と思える安心感につながります。
話す相手は、友人でもパートナーでも、同じような悩みを持つ誰かでもかまいません。
もし言葉にするのが難しいときは、ノートに書いてみるだけでもOK。
自分の気持ちを外に出すことが、閉じ込められていた不安を整理する第一歩になります。
もし身近に話せる人がいないと感じたときは、プロの手を借りるという選択肢もあります。
今はオンラインで気軽に相談できるサービスも増えてきました。
誰かに話す過程それ自体が、自分を理解し、自分をゆるす時間になるのだと思います。

「不安なときに試したい、3つの心の整え方」、ここに書いた3つの方法に共通しているのは、「行動のための行動」ではなく、「私はちゃんと立ち止まって、自分のことを見てあげている」という、セルフケアの視点です。
先のことを考えるのはもちろん大事ですが、でも、心がくたびれているときに大きな決断をするのは、どこか無理をしている状態になってしまいます。
「整える時間を持つこと」を通して、自分自身にやさしくしてあげても良いと思うのです。
ゆれる時代に、自分らしい安心を育てていく
「これをしておけば大丈夫」という安心の形が多様化している今、選択肢が増える一方で、自分にとって何が合っているのか迷いやすくなっていると感じます。
大人も、子どもも、皆この忙しい情報の波の中で生きているのです。
だからこそ、「私はこうありたい」「私はこう生きたい」という、自分なりの信じ方や自分の軸を育てていくことが大切になってくると思うのです。
信頼できる人をそばに置いたり、必要な制度やサポートを少しずつ調べておく。
そして、自分自身の中にも「安心できる場所」を見つけていく。
もしかすると、それは、「過去の自分が乗り越えてきたこと」に目を向けることかもしれません。
「あのときも不安だったけど、なんとかなった」
「辛いことがあっても、自分なりに道を選んできた」
そんな事実の積み重ねは自信へと繋がり、未来を支えてくれるようになると思うのです。
まとめ|ゆらぐ気持ちの中にあるに、本当の声をみつけていく
将来への不安は、「持っていてはいけないもの」ではなく、
「何かを大切に思っていること」でもあります。
怖いと感じる自分を否定せずに、「そう感じるのは、ちゃんと生きようとしているから」と、自分を認めてあげることから、心の整理を始めてみてください。

答えを出すことが目的じゃなくて、心の中で感じたことを、
そのまま大事にしてあげてくださいね。
正解を探すよりも、「今の私が感じていることって、どんなこと?」と、自分の心に問いかけてみることが、自分を整える第一歩になるのかもしれません。




