夫婦の関係に迷いを感じたとき、自分の内側を少し掘り下げてみると、今の私にも、過去の自分から学べることがあるように感じます
昔の恋愛を思い返すと、相手の反応ひとつで心が大きく揺れ動いていた自分がいました。
既読にならないだけで不安になり、やさしい言葉ひとつで、世界が明るく見えてしまうような感覚です。
結婚してからも、形は違えど、ふとした瞬間に、よく似た感覚が顔を出すことがあります。
「私は、この関係の中で大切に想ってもらえているのだろうか」
今回の記事は、そんな問いをきっかけに、過去の恋愛と今の夫婦関係を行き来しながら、
私自身の「愛の感じ方」を見つめ直してみた記録です。

結婚してもふと、夫婦の在り方に違和感を感じる瞬間がある方にとって、
自分の気持ちを見つめるヒントになれば良いなと思います。
- 結婚してからも、「自分は、愛されているのかな」と感じたことがあった方
- 夫婦関係は続いているけれど、どこか心の距離を感じることがある方
- 恋愛と結婚で、自分の在り方がどう変わったのか気になっている方
- 答えよりも、自分の気持ちを言葉にしたいと感じている方
昔の恋愛で、私はなぜあんなにも心が不安定だったのだろう
昔の私は、恋愛をするたびに、相手の反応に心を預けていました。
私をどう思っているのか、が常に最大の関心ごとだったように思います。
そして、そんなことを気にしてばかりで、自分がどう感じているのかは、後回しになっていたように思うのです。
けれども、当時はそれが恋愛だと思っていましたし、不安になるほど好きなのだと、そう思い込んでいたのかもしれません。
今振り返ると、あの激しい感情の揺れは、「愛し愛されたい」というよりも、「嫌われたくない」という思いに
強く引っ張られていたように今は感じています。
当時の私なりに、必死に人とつながろうとしていたからだったのだと思います。

当時の私に「セルフコーチング」の習慣があれば、きっともっと
自分の気持ちに耳を傾けてあげられたのではないかと思います。
結婚した後の私は、本当に違う場所にいたのか
結婚して、生活を共にするようになり、恋愛のようなアップダウンは減りました。
誰かの一言で一日が壊れることもないし、気持ちを試すような駆け引きもない。
そういう意味では、確かに私は、恋愛をしていた頃とは違う場所に立っていました。
恋愛と結婚の中で大きく違うことは、「生活」がそこにあるかどうか。
だから、そこに家事や子育てという新たな要素が加わった時に、徐々にすれ違い、いつしか歩み寄りが難しくなってしまった夫との関係の中で、私は、
「期待しすぎないようにしよう」
「これ以上、求めないほうがいい」
そうやって、自分に言い聞かせないと乗り越えられない時期を経験しました。
結婚生活や夫との関係が、描いていた理想とは大きく離れすぎているように感じて、正面から向き合おうとすると、とても苦しくなってしまっていたのです。
恋愛に振り回されていた頃の私と、結婚後の私はもちろん同じではありません。
でも、「この関係の中で、私はどう在りたいのか」その問いは、形を変えて私の中に広がっていきました。
夫婦関係に「期待しない」という選択をした私
今の私と夫の関係は、決して悪いわけではありません。
大きな衝突もなく、日常は平穏に流れています。
ただ、それは、これまで衝突やすれ違いがなかったという意味ではありません。
実際には、関係がとても苦しくなり、「ここからどう抜け出せばいいのだろう」と試行錯誤した時期がありました。
その中で私が選んだのが、「期待しない」という方法でした。
相手を変えようとするのではなく、自分の中にあった思い込みや前提をそっと手放してみる、という選択だったように思います。
わかってほしい、
気づいてほしい、
ちゃんと、寄り添ってほしい。
そう願う気持ちが強いほど、その期待が満たされない現実に、自分が苦しくなることを何度も経験してきたからです。
もしかしたら、この選択にモヤっとする方もいるかもしれません。
けれども、私の場合は、期待しないことで、感情が大きく揺さぶられることが少なくなりました。
毎日イライラしたり、理由のわからないモヤモヤを抱え続けることも、以前より減ったように感じています。
もちろん、この穏やかさが、私が何かを「乗り越えた」結果なのか、
それとも、自分の本当の気持ちに蓋をしているだけなのか、
正直なところ、今の私は、まだその答えを持っていません。
ただひとつ言えるのは、私はこの関係性を、流されるままではなく、「自分で選んできた」と言葉にできるところまで来た、ということです。
それを今は、評価せず、正解も決めずに、ただ静かに自分の中で受け止めていたいと思っています。

夫婦の形に「最適解」は無いと思うんです。何度でも、
より幸せに近づくための選択をしたらいいと思うんです。
自分を知るための小さな自問リスト(私が自分に問いかけたこと)
夫との関係や、過去の恋愛を振り返る中で、頭の中だけで考えていると、同じところをぐるぐるしてしまう感覚がありました。
そんなときは答えを出すのではなく、ただ自分に問いを向けてみる、ということを今でも意識的にやっています。
私は気持ちの整理には、いつもノートを活用しますが、ふと心に浮かべるだけでも十分意味があることだと思います。はっきりした答えが見えなくても、自分の心のつまずきや引っかかりに気づけるだけで、少し楽になることがありました。
そんなときに、私が自分に向けている問いはこんな感じです。
〇 私は、どんな瞬間に「大事にされていない」と感じやすいだろう
〇 そのとき、本当は相手に何を期待しているのだろう
〇 期待しないことで、守れたものは何だろう
〇 その代わりに、感じなくなったものはあるだろうか
〇 私が欲しかった安心は、どんな形だったのだろう
その時々で問いかけは異なりますが、答えが出なくても、問いを持てたこと自体が、私にとっては意味のある時間だと思っています。そして、自分と向き合うことで新たな「気づき」を得られることが、セルフコーチングの良いところだと改めて思うのです。
今も私は、問いを持ちながらここにいる
この記事を書きながら、自分の未来が見えたとか、今何をしたら良いかなどの答えが出たわけではありません。ただ、気持ちを言語化することで、
「私はどうやって夫と関わっていきたいのか」
「私はこの関係の中で、何を大切にしたいのか」
その「問い」が、自分の中で深いテーマであることを改めて実感することができました。
答えがなくてもいいし、心が不安定になる時があっても良い。
問いを持ったまま今生きていること、それだけでも、十分に意味のあることなのだと思っています。

答えを急がず、自分に問いかける時間も、大切にしていけたらいいですね。


